広島弁護士会とは

会長挨拶

写真:広島弁護士会会長 坂下 宗生

2023(令和5)年度の広島弁護士会会長に就任しました坂下宗生です。和田森智弁護士、鈴木智之弁護士、一久保直也弁護士、井上愛美弁護士及び大本卓志弁護士の5名の副会長と共に、今後1年間に渡り広島弁護士会を運営してまいりますので、よろしくお願いいたします。

さて、弁護士は、基本的人権を擁護し、社会正義を実現することを使命とします。そして、弁護士会は、弁護士及び弁護士法人の使命及び職務にかんがみ、その品位を保持し、弁護士及び弁護士法人の事務の改善進歩をはかるため、会員である弁護士及び弁護士法人の指導、連絡及び監督に関する事務を行うことを目的とします。他方で、弁護士会は、弁護士の上記使命に資するため、市民に対して様々な法的サービスを提供したり、社会又は公権力機関に対して意見を表明するなどの積極的な活動をしております。

広島弁護士会は、これまで、広島県内において5つの法律相談センターを運営すると共に、各種法律相談会の実施、災害時の被災者支援活動、市民法律講座や裁判傍聴セミナーの実施など、市民の皆様向けの様々な活動を行ってまいりました。また、法律専門職団体の立場から、国や自治体の施策や社会問題について意見書や会長声明を発信するなどしてまいりました。

新型コロナウィルス感染症の拡大を経験した私たち社会は、生活スタイルの変化と共に新たな社会問題を見出してきました。広島弁護士会は、これからも、市民の皆様にとってより身近で開かれた弁護士会として、社会の変化に柔軟に対応しつつ、様々な活動や対外的発信などを通じて、基本的人権の擁護と社会正義の実現を目指してまいります。

引き続きのご理解とご支援をよろしくお願いいたします。

2023年(令和5年)4月1日
広島弁護士会会長 坂下 宗生